大学の時、私の親友は病気でした。彼女は全身性エリテマトーデス(SLE)という病気になっていました。この時この病気はあまり知られていませんでした。ただ、彼女は病気のためによく入院していました。クラスに行けなかったり、試験を受けたりすることができませんでした。そんな事を時々聞きました。
一度、他の人とSLEについて話しました。SLE は大変な病気です。お医者さんが治すことができなくて、死ぬこともあります。でもその時、私はこのことをあまり気にしていませんでした。
大学を卒業した後、仕事とか、大学院の事とか、みんな忙しかったので、私はクラスメートとあまり連絡していませんでした。ある日、他の友達が電話で、彼女が死んだ事を私に伝えてくれました。私達はとてもショックだったので、言葉が出なくて、電話で黙ってしまいました。告別式の時、みんなに久しぶりに会いました。告別式の写真の中の人は、本当に彼女ですか。そんな事は信じられませんでした。夢みたいで、一緒に勉強したのが、昨日のことの様です。私の親友は帰らぬ人となってしまいました。一緒に遊んだ、おしゃべりした親友には、今はもう二度と会えません。
彼女は去年から、長い間病院に入院していました。でも、入院のことは誰にも言いませんでした。彼女は私達に病気の顔を見られたくなくて、いつも「大丈夫」と私達に言ってくれました。告別式の日、クラスメート達と大学の時の色々な思い出を話しました。でも、私は彼女との最後の会話をあまり思い出せませんでした。仕事のために、彼女と私はもう一年会っていませんでした。彼女の誕生日パーティーにも行きませんでした。私は今、とても後悔しています。できることなら、時間をもどして、もう一度彼女に会いたいです。
私達はいつも「まだ会える」と思っています。でも、次回はない可能性もあります。だから、どんなに忙しくても、大切な人のことをよく気にかけてください。生きている「今」を大切にしましょう!
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